胡蝶しのぶのくすぐり受難⑥~こちょこちょ試験~【くすぐり小説】

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失禁してくすぐり訓練終了

くすぐりフェチ相手

「胡蝶さま!胡蝶さま!」

顔をペシペシと叩かれて、目を覚ます。

どうやら気を失っていたようだ。

「おはよう。胡蝶、耐えられなかったようだね。しかも機械は壊れてタイマーは30分のまま止まっていたよ」

「は、はい。申し訳ありません」

どうやら、私が漏らしてしまったことにより、機械が壊れてしまったようだ。

不甲斐ないとも思うが、内心あれから30分もくすぐられるなんて本当に死んでしまうんじゃないかと思い、少し安堵している自分もいる。

「まぁ、いい。今日たくさんくすぐったから、少しは耐性がついているかもしれない。このあと試験をして終わりにしよう」

「はい。試験、ですか」

「うん。だからまずは体を洗ってきなさい。君たち、風呂場へ連れていきなさい。服は着せなくて良いからね」

「「はい!!」」

隠たちが私を拘束している機械を解き、肩を担いで風呂場へと連れていく。

洗体くすぐり~自分で洗えるのに??~

お風呂場へ連行され、私はお湯で体を流そうとする。

「胡蝶さま!お流しします!」

と隠たちが寄ってくる。

最初は裸を見るのも遠慮がちだったのに、今では迷いなく体に触れようとしてくる。

「自分でできるからいいわよ!」

「いえいえ!胡蝶さまは試験に備えて楽にしててください!」

「そうですそうです!」

自分でやろうと返事をするも、隠たちは同調しながら手で石鹸を泡立て近づいてくる。

これは絶対くすぐったくしてくるやつだ。

これから試験だというのに、その前から疲れてしまう。

「自分でできるって言ってるでしょ!?下がりなさい!」

「遠慮しなくて大丈夫です!ほら!お前たちも早く」

強めに言ってみるも、隠たちは下がる様子はない。

普段柱には恐縮してすぐ立ち去ろうとするくせに、今や遠慮は一切ない。

「あなたたち、私をくすぐ、んっ、フフフフ。やめなさ、いってばぁぁぁ!ククククッ」

ひと睨みして注意しようとするも、素早く距離を詰めて体に石鹸を塗りたくってくる。

腋・胸・肩・腕・背中・お腹・お尻など、身体中がどんどんアワアワになっていく。

「胡蝶さま、この辺は特に洗わないとです」

足元にいた者が、内ももから股間部分をガッツリ触ってくる。

「あぁ!そこはぁ!あははは!じ、自分で、ハハハハハハ!」

指を素早く動かしてきている。

明らかに洗う手つきではない。

内股にして太ももを閉じようにも、隙間にヌルヌルと手が滑り込んでくる。

「いい、加減にしてーーー!あはははははははははっ!あぁぁぁぁぁ!」

くすぐったすぎて、思わず座り込んでしまった。

「よし、泡を流していくぞ」

アワアワ責めはやっと終わったのか、次はみんなでお湯を汲んできた。

首からお湯をかけられ、身体についている泡が流れていく。

腋についている泡は、手で擦って流される。

最後はさすがにくすぐったくはしないでくれるようだ。

すると背後でコソコソ話す声が聞こえる。

「もう胡蝶さまを触れるのは終わりかもな」

「そうだな。最後だし、オレ・・・」

会話が終わると、腋を流していた手がどんどん身体の前に移動してくる。

移動してきた手は、胸を揉みしだく。

「んっ、ちょっと、何してるの。もう泡はついてないでしょう」

「いえ、まだ少しヌルヌルしているので、しっかり流しておきます」

隠はそう言うと、モミモミからだんだんとこちょこちょと手の動きを変えていく。

「クフフフッ。もう、そこはいいからっ!んんんん!あぁっ、ははは!」

乳首もガッツリ触ってくるので、くすぐったいし、なんだか気持ち良いしで、おかしくなりそうだ。

今日何回こんな気持ちになったことだろう。

「よし、もういいだろう」

隠の中の代表が終了の合図をする。

「はぁ、はぁ、あなた、こんなことして許されると思っているの?」

胸をくすぐってきていた隠を問い詰める。

隠は気まずそう・申し訳なさそうにモジモジとしている。

「胡蝶、まだ出てこないのかい?」

ここで親方さまの声がかかる。

「は、はい。もう拭いて出るところでございます!胡蝶さま、急ぎましょう!」

気まずそうにしていた隠はそそくさと私を脱衣所へ連れていく。

脱衣所で問い詰めてやろうと思ったが、大勢の隠たちに急いでタオルで身体をフキフキされ、一瞬で身体の水気はなくなった。

そして、試験を受けるため、訓練場へと戻るのであった。

くすぐり試験~カナヲも参戦!!~

「身体は綺麗になったね。じゃあ始めようか」

「はい。お願いします」

「5分間全集中の呼吸を維持できたら、試験には合格だからね。じゃあ、カナヲ入ってきなさい」

カナヲが庭から訓練場へと参上する。

「カナヲ、今から胡蝶を全力でくすぐるんだ。笑わせられなかったら、君にはこの家から出て行ってもらう」

親方さまからそう言われると、カナヲの目が驚きで大きくなる。

カナヲはこの家以外に身を寄せられる場所はない。

親方さまはそれを分かっていてそんな指示をしたのだろう。

カナヲの目にやる気がみなぎっていくのがわかる。

「胡蝶、準備はいいね?」

「はい」

カナヲにこんな姿を見られて恥ずかしいなんて考えている暇ではない。

全集中の呼吸を続けることだけに意識を向ける。

「君たちは胡蝶の身体を抑えていなさい。ではカナヲ、はじめて」

隠たちが私の身体を抑える。

立ったままで試験をやるようだ。

カナヲは私の後ろに回り、後ろからくすぐってくる。

最初から脇腹を激しく責めてくる。

カナヲも居場所もかかっているから、手は抜けないのだろう。

「んっ。スー、スー、スー・・・」

激しくくすぐられているのに、今までよりくすぐったくない。

どうやら、カナヲはあまりくすぐるのは上手くないようだ。

これならいけるかも。

そこからいろんな部位をくすぐられるが、なんとか耐えていられる。

焦ってきたカナヲは私の正面に回り、敏感であろう胸をくすぐってくる。

「スー、スー、ふっ、スー、あっ、」

さすがにこれには少し呼吸が乱れる。

しかし、ギリギリ呼吸は保っていられる。

先ほど隠たちにされたようにされたら確実にもう耐えられなかったであろう。

「あと1分」

親方さまから残り時間の合図がかかる。

よし、あと少し。これなら、いける!

カナヲは胸ばかり責めてくる。

同じところばかりなので、少しずつ刺激にも慣れてきた。

乳首を触られたときにはビクっとなってしまうが、予想できていれば呼吸はギリギリ保っていられる。

胸・乳首への刺激を意識し、残り時間を必死に耐える。

すると、急にお尻に猛烈なくすぐったさが!

私を抑えている隠がバレないようにお尻をこちょこちょとしてくる。

「んっ!スー、あっ、ん、あふっ、すっ、あああ」

胸だけに意識を向けていたせいで、唐突な刺激に耐えられず呼吸が乱れてしまった。

「失格」

親方さまが冷たい声でそう言い放つ。

「そ、そんな!親方さま!後ろでどの者かがくすぐってきたせいです!」

「そうなのか?」

隠たちは顔見合わせながら、自分じゃないと言い張る。

「う、うそでしょ?本当に後ろでバレないようにお尻をくすぐってきたんです!」

「犯人がわからないのではどうしようもない。それに、それだけで呼吸を乱すようでは、鬼にされたらひとたまりもないだろう。失格は失格だ」

「うぅ・・・」

「今後も特訓をしないといけないが、特訓だけしてるわけにもいかない。胡蝶には他の鬼殺隊とペアで任務をこなしてもらうことにする。任務が終わったら、毎日ここで特訓するように。隠を10人ほど用意しておく。1週間後にまた試験をするから、そのときにはしっかり合格してね」

「毎日・・・はい、承知しました」

エピローグ

それ以降、私は格下の鬼殺隊と一緒に任務へ。

そして毎日任務を終えては、隠によるくすぐり地獄の日々。

鬼退治の方が断然楽だ。

それに隠のくすぐり・快楽責めの技術がどんどん上がっていき、呼吸なんてできるはずがない生活が続く。

カナヲもそれに混ざり、くすぐるのがどんどん上達していった。

翌週の試験では、くすぐり技術の向上したカナヲによるくすぐりが行われ、結果は言うまでもない。

いつまで、特訓と試験が続くのか。

絶望の日々は続く。

~fin~


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