【進撃の巨人】ミカサ、くすぐりに屈する!?~くすぐり小説1話~

ミカサ・エレンがまだ幼い頃を想定したくすぐり小説です。

【進撃の巨人くすぐり小説】キャラ:ミカサ

くすぐりフェチ相手

薪拾いをしに行ったエレンが、数時間経ってもなかなか帰って来ない。

こういう時は、大抵近所の男子たちと喧嘩していることがほとんど。

「ミカサ、ちょっとエレン探してきてくれない?」

お母さんにそう言われ、私はエレンを探しに家を出る。

いつも薪拾いをしに行く場所へ向かっている道中、薪が散らばっている場所を見つけた。

もしかしたらエレンが集めた薪かもしれない。この付近を探してみよう。

すると探すまでもなく、口論する声が響いてきて居場所がわかった。

ほぼ確実にエレンがまた喧嘩をしているんだろう。

声のする方へ向かっていると、エレンが近所の男子2人と向かい合って口論する姿が見える。

まだ怪我をさせられたりはしていないようで一安心。

ただ相手は縄を持っていたりと、なかなか危険な状況かもしれない。

急いで助けに向かう。

「エレン!!」

「きた!ミカサだ!!」

エレンより先に、男子たちが素早く反応してくる。

いつもは私の姿を見るなり逃げていくのに、今日はそんな素振りはない。

まぁ、1人だけ懲らしめれば他の男子たちも逃げていくだろう。

そう考えていた。

すると、上からバサっと音がし、ふと上を見上げると大きな網が投げられたところだった。

気づいたときにはもう遅く網に被さってしまい、すぐさま抜け出そうと試みる。

「急げ!抑えつけろ!」

男子たちが網から抜け出そうとする私に乗り掛かり抑えつけてきた。

エレンと対峙していた2人と、上から網を投げてきた2人、合計4人の男子に乗り掛かられ動けなくなってしまった。

「くっ、何するのっ!」

「うるせー、いつもの仕返しだ!」

睨みつけるも男子たちは怯まず、すかさず持っていた縄で私の手を後ろで縛り付けてきた。

それを見たエレンが救出しようと突撃してくるが、殴られて気絶させられ縄でグルグル巻きにされて隅に投げ捨てられてしまった。

「よし。邪魔は片付いた。いつもミカサのせいでエレンをいじめられないからな。今日はこいつを懲らしめてやろう」

「よっしゃ!いつもでしゃばってごめんなさいって言ったら解放してやってもいいぜぇ〜〜」

そう男子たちがはしゃいでいる。

どうやら、最初から私が狙いだったみたい。

「何されても私は屈しない。無駄だから早く解放しなさい」

「どうだかなぁ〜〜」

男子たちがニヤニヤしながら迫ってきて、髪を引っ張る・殴るなどの暴行を繰り返してきた。

冗談ではなく、これくらいで私は屈しない。

5分ほどあれやこれやの暴行を受けるも、痛みは感じるが恐怖などは感じない。

時間が経つにつれて、男子たち側の息が切れ始めた。

「はぁ、はぁ、こいつ。ずっと生意気な目をしてやがる…」

「ずっと続けてりゃミカサだって屈するだろ!」

「そうかもしれないけど、もう俺の手の方が痛くなってきたぜ」

1人が拳をフーフーと冷ましながらそう言う。

「どんな拷問をしたらミカサにごめんなさいって言わせられるか…」

「拷問かぁ。俺そういえばこの前効果的な拷問方法が書いてある本を読んだぜ」

「どんなのがあったんだ?」

「殴るとか、爪はぎとか、くすぐりとか、あと何があったかなぁ」

「殴るのはもう十分やったり、爪はぎはちょっとグロすぎるしなぁ。けどくすぐりなんてやったところでミカサは屈服させられないだろ?他にないのか?」

「んーー、覚えてないなぁ」

「じゃあくすぐりながら次の拷問でも考えるか?」

「他に本になんて書いてあったかなぁ〜。まぁテキトーにくすぐりながら思い出すかぁ。こちょこちょこちょ〜」

本の内容を振り返りつつ、1人の男子が片手間に私の脇腹をくすぐってきた。

「こんなんでっ、わたしが…んっ、クフフ。屈するわけ…あはっ!んんんん!」

くすぐりなんて子どものお遊び。余裕で耐えられる。そう思っていた。

しかし、滅多に受けることのない刺激に身体は過剰に反応してしまう。

「え?こんな雑にくすぐっただけなのに、今までになく反応してるぞ」

「なんか、ミカサの耳が真っ赤だぞ!もしかしてミカサ、くすぐりにめちゃめちゃ弱いんじゃないか!?」

「そうかも!お前らもやってみろよ!」

ミカサへのくすぐりいじめ

進撃の巨人くすぐり

さっき片手間にくすぐってきた男子が周りにそう言うと、今度は4人全員でくすぐりかかってきた。

「ちょっと、あなたたち、くすぐりなんて…ああっ!あはっ!アハハハハハハ!やめなさい!くひっ!ひひひひ!」

首・脇腹・お腹・太ももなどを同時にくすぐられ、とてつもないくすぐったさに笑いたくないのに笑ってしまう。

「お、いいぞいいぞ!めっちゃ効いてる!まさかあのミカサがくすぐりなんかでこんな苦しそうにするなんてな!」

「そうだな!っと思ったけど、苦しんでるっていうのか?めっちゃ笑顔だけど…」

「確かに。てかミカサの笑ってるとこなんて初めて見たな」

「いつも怖い表情してるもんな。それに、な、なん、か。かわぃ」

「ん?なんか言ったか?」

「い、いや!このままくすぐってれば苦しくなって屈服するんじゃないか?って言っただけ」

「おう。そうだな。このままくすぐりまくってごめんなさいって言わせてやろう!」

そうして、私へのくすぐり責めが継続される。

「あああああ!もぉ!やめなさあああ!ハハハハハ!んんっ…!いいいーーーーーーー!ひひひひひひ!」

くすぐりから逃れたいが、手を身体の後ろでしっかり縛られているため、抵抗することができない。

くすぐったいし、こんな奴らに笑顔を見られるのが恥ずかしくて仕方がない。

声を出さないように頑張るも、気持ちとは裏腹に勝手に笑ってしまう。

「ミカサのやつ、こんな身体を捩らせてやがる。相当くすぐりが効果的みたいだな。くすぐる部位分担して、とことんくすぐってやろうぜ?」

「そうだな。くすぐりといえば腋もやりたいけど、今の拘束の状態じゃ腋は無理だな」

今は後ろで手を縛られていて、腋は閉じているため腋はくすぐれないみたい。

良かった…くすぐられることなんて今までに滅多になかったのでわからないが、腋なんてくすぐったいに決まっている。

「そういえば、拷問の本に腋は効果的ってあったような気がするぜ?」

「そうか。じゃあ拘束し直すか?そこの木の幹に固定して万歳させてやろう」

「よっしゃ!そうしよう!」

相談が終わり、一度縄が解かれる。

い、今しかない!!

縄が解かれたタイミングを見計らい、1人を突き飛ばし全力で地面を蹴り逃げようと試みる。

「こ、こいつ!逃げようとしてるぞ!」

1人を突き飛ばして進路を確保。あとは逃げるだけ!

と思ったが、足がうまく動かず思いっきり転んでしまった。

散々くすぐられたせいで身体に力がうまく入らない…

「なんだこいつ、すっ転んだぞ!相当弱ってるみたいだな!」

転んだ隙に、再び4人に抑えつけられる。

そして手首を縄で縛られて近くにあった木の幹に結ばれ、腕を上げた状態で固定されてしまった。

「これで全身くすぐり放題になったな」

「よっしゃ!じゃあ俺腋やろーっと!こちょこちょこちょーーーー」

「ずりーぞ!俺がやるんだ!お前はそっち側だけな!」

片腋ずつ担当したようで、両腋を10本の指を素早く動かしてくすぐってくる。

「ちょ、っとぉぉぉぉぉ!これはムリィィィィィ!あはははははははっ!だ、だめぇぇぇ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

腋もくすぐったいのは予想してたが、予想以上にくすぐったい。

腕を下ろしたいのに、全く動くことができない。

「おぉ、やっぱ腋は効果的みたいだ!」

「「俺もやるぜーーー!」」

遅れて参戦してきた2人は、下半身をくすぐってきた。

「キャーーーーーーーー!ハハハハハハハハ!もぉ、やめぇてぇ!あああああん!あああいやぁぁぁぁ!アアアアアハハハハハ!」

くすぐられることすら滅多にないし、太ももを他人にこんな触られるなんて初めてだ。

くすぐったいし、羞恥心でおかしくなりそう…

「太ももなんてくすぐったいのか?と思ったけど、めっちゃ内股になってるし効いてるみたいだな」

「こんな情けない姿のミカサ、初めてみたぞ!これはいいな!内股になってるし、内側の方がくすぐったいんじゃないか?」

太ももをくすぐってきている男子がそう言うと、太もも担当の2人がくすぐる手を内側へと移動させてくる。

「あ、ああああ!へ、へんたいっ!いいいいイヒヒヒヒヒヒ!アハハハ!そんなとこっ!あははははははははは!」

腋のくすぐりはずっと継続されていてもちろん猛烈にくすぐったいうえに、内もものくすぐったさも加わりもうおかしくなりそうだ。

もう、いっそ謝ったほうが楽…

もうこんなくすぐったさが続くくらいなら、謝って楽になろう。

「ご、ごめ、ぇぇぇぇ!えへへへへへ!あああん!ご、m、ん!ああああ!アハハハハ!」

「なんか言ったかーー?」

「あ、謝ったん、だからぁぁ!もぉぉぉぉ!やメェぇぇ!あああああああああん!」

「聞こえないぞー?しっかり気持ちを込めて謝らないとやめてあげないからなぁ」

笑ってしまってで呂律が回らないし、息を切れてしまってしっかり言葉を発せれない。

内ももをくすぐられているせいで、力が抜けて立っているのも難しい…

「こいつ、フラフラだぞーーー!くすぐり拷問ってめっちゃ良いな!俺にも内ももやらせてくれよ!」

「いいぜ!俺も腋やりたいと思ってたところだ」

すると、腋担当と内もも担当が交代され、休める時間は5秒もなくくすぐりが再開された。

「ねぇ、もう、やめてってぇぇ!ああああああ!やぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!ハハハハハハハハ!ど、どこさわってるのよぉぉぉぉ!」

もう頭が回らないが、さっきくすぐられていた時よりくすぐったい気がする。

「内ももってこんな感じでやれば良かったっけ?」

太もも担当の2人は私のスカートの中に手を入れて、内ももを直接くすぐりながらそう尋ねる。

「ん?普通にくすぐってただけ…って!流石に服の上からだわ!一応女だぞ!!」

「え!そうだっけ!?まぁ、こいつ男みたいなもんだし、い、いいんじゃん?」

太もも担当の2人は、スカートに手を入れたままくすぐり続けてくる。

それどころか、スカートでどこをくすぐってるのか見えないのを良いことに、どんどんくすぐる手を上へ移動させてくる。

「あぁ!あぁ!どこっ、いひっ!あはははは!あああああんんんん!だ、ダメぇ〜〜エェッ!」

太ももすら他人に触られたことはないのに、鼠蹊部あたりを触られたことなんてあるはずがない。

それにここがこんなくすぐったいもんだなんて知らなかった。

「お、お前ら、肌直接なんてずりぃぞ!俺らもやろーぜ!」

すると、腋担当の2人は服の裾から手を入れてきて、腋を直接くすぐってきた。

「あああ!もーーーーーーー!し、死んじゃうってぇぇぇぇぇぇ!あはははははっ!おがじくなるぅぅぅぅ!!!!あああああああああ!」

服の上からでも屈服するのに十分だったくすぐったさだったのに、さらにくすぐったさが増す。

鼠蹊部・腋を直接責められ、くすぐったすぎて恥ずかしさを感じる余裕すらない。

もうやばい、意識が朦朧としてきた…

すると、バキッという音とともに、身体が前に倒れる。

どうやら、木の幹が折れたみたい。

「はぁ、はぁ、うぅ…」

身体に力が入らず、起き上がることができない。

「はぁーーーー、楽しかったぁぁぁ!満足満足!今後もミカサが現れたら捕まえてくすぐればいいんだな!」

「そうだな!今日はやめてしてあげて、また後日やってやろう」

そう話しながら男子たちは去っていった…

私は、その後エレンが喧嘩しそうになっていても、助けることはなくそのまま見過ごす日々が続くのだった…

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